レース情報

レース予想

F1第10回和歌山県営和歌山競輪【WTVテレビ和歌山杯】

2020年1月26日(日)~2020年1月28日(火) 開催 開門・前売開始時間 10:00

更新 : 2020年1月23日

A級戦 展望
POINT

「激戦!北川の一撃、亀井の逆転弾、
    晝田や久樹に乗る児玉、峻烈佐伯の強襲も」

中村隆之(テレビ和歌山)

全体的に動ける選手が多く、谷本奨輝、伊藤慶太郎、晝田宗一郎、久樹克門ら自力屋同士の激しい戦いが見られそうだ。叩き合いを見定め、前期までS級だった北川大五郎や亀井久幸が仕掛けていく。中四国連係で番手から抜け出す児玉慎一郎、三浦雄大後位からコースを見極めて突っ込む佐伯翔も争覇圏内だ。それでは、地区ごとに見ていこう。
まずは、北日本地区。三浦雄大は前場所の小田原で失格を喫するなど、今期好スタートを切れなかったが、自在に動いて位置を取る競走で前走の分も巻き返す。佐伯翔が俊敏に運ぶ。直前の小倉は初日特選で最終バック9番手から強襲しての2着。決勝では中位から内を突いて2017年11月以来の優勝を果たした。有坂直樹は前場所松戸の特予選で番手交わして1着を獲っている。
次に、関東地区。伊藤慶太郎は前々期にS級を経験。積極的な組み立ては変わらず、年明けの取手の準決勝では打鐘後3角で別線を叩き、力強く逃げ切った。山崎寛巳が放つ捲りの威力は見逃せない。昨年9月の当所の特予選では7番手から鋭く捲り返し、2着に食い込んだ。平石浩之は長期欠場が気がかりも、伊藤や山崎との連係で上位入着を目指す。
続いて、南関東地区。亀井久幸は前期まで4年間S級だった。降級後初戦の取手では初日特選を見事な伸びで制すと、準決勝と決勝は後方からの捲りで3連勝した。荒木伸哉は近況連対率が高い。
中部地区はどうか。谷本奨輝は昨秋以降、調子を上げている。前場所玉野ミッドでも連日、先行や捲りで力を出し切っていた。重倉高史は自力に加えて、昨年12月の和歌山で示した通り、番手戦も器用にこなす。前期S級の白井一機がこのあたりでリズムを取り戻すか。
そして、近畿地区。北川大五郎は昨年S級で計3勝と苦戦したが、降級後1場所目の奈良では逃げ切りV。やはりA級では主力となりそうだ。同じく降級組の内山貴裕が堅実に続いてワンツー決着へ。堂村知哉は前場所奈良で113期の佐山寛明に乗って2連対。今節はその佐山をはじめ、吉田篤史、布居大地と気鋭陣が多い。さらに、特別昇班したばかりの115期・張野幸聖が追加斡旋された。地元でどこまで勝ち上がるか楽しみだ。
かわって、中国地区。115期の晝田宗一郎は昨年7月のデビュー戦が当バンクだった。その後、9月に特昇。先行主体にA級戦の全ての場所で予選をクリア、近況2場所は優出している。藤原悠斗が有利に立ち回る。追込み中心ながら、昨年末のいわき平の初日特選のように自力も繰り出せ、底力は十分。前期までS級だった古城英之も侮れない。
一方、四国勢では113期の久樹克門に注目か。昨年前半にチャレンジで8回の優勝。6月に特昇して以降も主導権を握るレースを貫く。児玉慎一郎がアシスト。降級後初戦の高松では決勝2着と結果を出した。
最後に、九州地区。片折勇輝が前々に、先行から自在まで戦法を駆使する。飯塚直人は構成に応じて番手戦、自力戦を使い分ける。前期S級の國武耕二は直前の向日町の分をここで取り返すか。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





三浦 雄大 98 宮城 A1 90.76 0 2 3 4 0
佐伯 翔 97 福島 A1 94.07 0 0 11 2 0
伊藤 慶太郎 107 埼玉 A1 88.33 5 2 0 0 13
平石 浩之 87 茨城 A1 88.08 0 0 1 0 0
亀井 久幸 95 千葉 A1 92.00 0 2 1 0 0
荒木 伸哉 87 静岡 A1 88.64 0 0 5 8 0
谷本 奨輝 107 富山 A1 91.96 10 6 1 0 16
重倉 高史 95 富山 A1 89.86 3 7 0 1 11
白井 一機 65 愛知 A1 92.10 0 1 0 0 0
北川 大五郎 103 大阪 A1 94.66 2 3 1 0 7
内山 貴裕 95 京都 A1 95.00 0 0 0 1 0
堂村 知哉 88 福井 A1 89.86 0 0 5 3 0
晝田 宗一郎 115 岡山 A2 90.50 9 2 1 0 16
藤原 悠斗 91 岡山 A1 91.25 0 1 3 1 1
古城 英之 78 広島 A1 91.73 0 0 0 0 0
久樹 克門 113 徳島 A2 90.00 10 3 0 0 15
児玉 慎一郎 76 香川 A1 96.21 0 0 5 1 0
片折 勇輝 95 福岡 A2 87.80 2 1 2 3 6
飯塚 直人 98 佐賀 A1 89.43 0 2 7 2 0
國武 耕二 66 佐賀 A1 94.16 0 0 0 2 0
S級戦 展望
POINT

「小松崎の豪脚炸裂!
    井上・松岡・桐山の反撃必至」

中村隆之(テレビ和歌山)

過去2回のテレビ和歌山杯は松岡貴久(2017年12月)、松川高大(2019年2月)と熊本勢が制している。今回はS1が14人参戦予定で(23日現在)、小松崎大地、井上昌己、松岡健介ら好メンバーが揃った。戦歴面では小松崎がやや上回る。ラインの結束力を活かせば、桐山敬太郎ら南関東勢も浮上か。それでは、地区ごとに注目選手を見ていこう。
はじめに、北日本地区。V候補の一人、小松崎大地が受けて立つ。昨年はF1で3回の優勝。G1戦線でも10月寛仁親王牌で決勝4着と、強烈な捲り返しは競輪界でも上位クラスだ。長くS1の地位をキープする飯野祐太が、同県の小松崎と好連係を見せる。大宮でのブロックセブンを制した竹内智彦、昨年後半F1で結果を出していた伊藤大志らが続き、直線勝負へ。
次に、関東地区。113期の河合佑弥がパワー全開で小松崎らに対抗しよう。昨年末のヤンググランプリは捲り返せず7着に敗れたが、立川記念では準決勝まで進み、平原康多らの前で果敢に仕掛けていた。また、2班ながら109期の高橋築と113期の眞杉匠も今シリーズを盛り上げるはず。高橋は前期A級で優勝5回、準優勝3回。勝ちグセをつけてS級に戻ってきた。眞杉は昨年11月に特別昇級。直前のブロックセブンでは前団を叩き2着に粘っている。
続いて、南関東地区。松坂洋平と桐山敬太郎の同級生コンビが豪快に捲り上げるか。松坂はこの2年予選スタートを強いられたが、今期1班復帰。前橋F1では前を任せた堀内俊介の奮闘もあって外から抜け出し、小松崎を破った。桐山は昨年1年間、G1で計5回の1着を獲るなど、速攻戦を交えた縦横活発な動きで混戦を断つ。五十嵐力は以前から当所で好走多い。神奈川後位を成清貴之や石毛克幸が固めれば強力布陣が出来上がる。
中部勢は今節、先行型がおらず1班も不在。近畿との連係などでチャンスを見出す。松崎貴久は昨年末立川F1の3日目選抜で後方から大外強襲した脚が印象的。中0日で追加転戦した年頭の松阪F1では流れ良く、決勝3着に入った。
近畿地区は戦力が揃った。ラインの先頭で石塚輪太郎がタイミング良く発進する。今期初戦の佐世保F1は失敗したが、仕切り直しへ。地元開催の高松宮記念杯の出場選考期間ゆえ、当然結果を残したいだろう。松岡健介は大宮記念で準決勝惜敗も、最終日特選では強烈な捲りを決めた。畑段嵐士はこのところ、捌きよりも自力発動で上位入着している。先月の別府記念準決勝では畑段が松岡を連れて前々に攻めた。ただ、昨年5月の全プロ記念では石塚-松岡-畑段の並び。今回はどうか。小森貴大と渡辺十夢の福井両者は直前の小倉F1でも2度連係し、3日目特選は小森のカマシ先行が決まり、ワンツー決着している。
かわって、中四国地区。三宅達也は失格の影響もあって約18年守った1班から陥落。しかし、先の大宮記念で3連対するなど、直線での伸びは近況冴える。佐々木則幸は昨年後半に転倒が続いたものの、大宮記念4日目特選では通算400勝を達成した。
最後に、九州地区。井上昌己が格上らしく、落ち着いたレース運びから、要所で機動力を発揮するか。先月の佐世保記念の後はF1斡旋が続いているが、次走は全日本選抜だけに、相性の良い和歌山で弾みをつけたいはず。合志正臣は前場所の向日町F1で復調ぶりを示す動き。デビュー13年目で今期初S1の松尾信太郎。小松島F1、大宮記念と着をまとめている。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





小松崎 大地 99 福島 S1 113.14 2 7 4 0 5
飯野 祐太 90 福島 S1 104.50 0 5 5 0 7
竹内 智彦 84 宮城 S1 106.96 0 0 6 1 0
伊藤 大志 86 青森 S2 106.10 0 0 4 1 0
河合 佑弥 113 東京 S1 107.20 6 2 2 0 12
松坂 洋平 89 神奈川 S1 107.37 4 9 2 0 12
桐山 敬太郎 88 神奈川 S1 108.22 3 3 5 1 6
五十嵐 力 87 神奈川 S1 105.13 0 0 4 3 0
成清 貴之 73 千葉 S1 103.81 0 0 4 3 0
石塚 輪太郎 105 和歌山 S1 106.76 0 8 1 0 7
松岡 健介 87 兵庫 S1 108.62 0 4 8 1 4
畑段 嵐士 105 京都 S2 105.00 1 11 2 1 11
渡辺 十夢 85 福井 S1 109.06 0 0 8 4 0
三宅 達也 79 岡山 S2 108.41 0 0 10 2 1
佐々木 則幸 79 高知 S1 103.70 0 0 1 0 0
井上 昌己 86 長崎 S1 111.89 2 5 6 1 5
合志 正臣 81 熊本 S2 104.64 0 0 3 3 0
松尾 信太郎 92 福岡 S1 102.73 0 0 6 0 0

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